その支援って、本当に支援になっている?って話

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こんにちは!

yolkです。

今日は、支援に関する本を読んだのでメモ。

人 を 助ける とは どういう こと か 本当 の 協力 関係 を つくる 7つ の 原則 エドガー・ H・シャイン 著

これは、キャリア・アンカーなどで有名な エドガー・ H・シャイン氏が書かれた本でございます。

自分は支援って思っていても、相手にとって本当の支援になっていないことがある。本当の支援するには相手の理解・関係性が大切だよねって話が記載されております。

場所 を 尋ね られ た とき には、 その 人 の 目的地、 行き たい 先 を 聞か なけれ ば なら ない。 ○ ○ は、 目的地 とは 限ら ない。 ほんとう は ダウンタウン・ボストン に 行き たく て 迷っ て いる 人 が、 MIT スローン 経営 大学院 の 近く で、「 マサチューセッツ 通り は どこ です か」 と 尋ねる と、 何 も 聞き返さ ず に、「 ここ から メモリアル・ドライブ を 川 沿い に、 五 〇 〇 メーター ほど、 西 方向 に 戻っ て ください」 と 答え て しまう。 それでは 遠回り に なっ て しまい、 よく ない。 そんな とき には、「 どちら に いらっ し ゃりたいのですか」 と まず 質問 する こと が 大事 で ある。 世の中 には、 相手 に 役立っ て い ない 一人 よがり の 支援( unhelpful help) が あまりに 多い。 たいてい の 場合 は、 支援 する 側 が、 親しい クライアント について さえ 知ら ない こと が いっぱい ある のに、 ましてや 見知らぬ 人 の 質問 に、 いきなり「 答え」 ─ ─ つまり、 内容 面 での アドバイス ─ ─ を 勧告 し て しまう。

また、この本の中では、支援の3つの役割が述べられております。

それは専門家、医師、プロセス・コンサルタントになります。

  支援 者 が 選べる 役割 は 次 の とおり だ。   1   情報 や サービス を 提供 する 専門家   2   診断 し て、 処方箋 を 出す 医師   3   公平 な 関係 を 築き、 どんな 支援 が 必要 か 明らか に する プロセス・コンサルタント

以下略

プロセス・コンサルタント の 役割 は もっと 間接的 で、 漠然と し た もの で ある。 まず、 支援 の 必要 な 内容 や 問題 では なく、 支援 を 与え たり 受け たり する 行為 を はじめ、 人 と 人 が かかわる プロセス に 焦点 を 当てる。 プロセス に 集中 する こと は、 信頼 し 合っ た 親密 な 関係 を つくる 上 で 不可欠 で ある。 文字どおり、 互い を 受け入れる こと は、 関係 を 維持 し 深める ため に 不可欠 の プロセス だ と われわれ は 学ん で いる。

プロセス・コンサルタントは支援の初期では非常に有益な役割であり、その後、関係性や相手への理解が深まってから、専門家や医師の役割による支援をすると相手にも受け入れやすくなるようです。

話をよく聞いてくれる人って好印象ですし、印象のいい人のアドバイスって受け入れやすいっていうのはあるかもしれないなぁ、と経験的にも思います。一方で、自分が人へ支援をお願いされた場合は、時間がないと関係性に限らずつい専門家や医師のような支援をしがちかな、と反省しております。

正しいことをいってアドバイスをしているのに受け入れられない場合は、相手が悪いっていうばかりではなく自分のアプローチにも問題があったんだろうなぁ、と思い返すのはいいことかもしれませんね~。

それでは!

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